あとの祭り 冬のウナギと夏のふぐ (新潮文庫)
週刊新潮に連載されているエッセイの1年分をまとめたもの。 こうやって1冊の本になると、新潮で読んだときよりも何倍も楽しめる気がする。 某テレビ番組のインタビューで、「今、恋愛していますか」との質問に、即答で「はい」と答えていた。あのお年であの若々しさと、チャーミングな雰囲気は超人的である。 優しい語り口調の中に、鋭さとユーモアが存在している。 難しい話題も、楽しめながら学べるような感じ。 軽く読めるのに読んでいて勉強になるところ、氏の人生経験豊富なところにもうーんと唸るところが多々あり。 お得意の恋愛や夫婦の話題などはもちろん面白い。 ちょっとカフェで気分転換に・・と持っていって読んでみたが、期待を十倍くらい上回ったエッセイであった。
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